2009年04月05日

こんにちはアン

本日夜、7時半からBSフジで世界名作劇場「こんにちはアン」が始まります。
「こんにちはアン」の原作は、バッジ・ウィルソン女史。「赤毛のアン」の原作者ルーシー・モンゴメリの親族からなるモンゴメリ財団に公認され、執筆にあたったそうです。「赤毛のアン」は、アンが11歳でグリーンゲイブルズにやってきたところから始まりましたが、この「こんにちはアン」には、アンが生まれたときの誕生のいきさつから、アンがグリーンゲイブルズに行くまでの時代が描かれます。日本でも去年、新潮社から文庫本で発売されたので、もう読まれた方も多いと思います。
原作は、アンが生まれる前の両親のエピソードから始まりますが、今日、放送されるアニメは、アンが6歳のときから始まります。両親のウォルターとバーサについては、あとになって登場します。どのあたりで登場するかは、どうか楽しみにお待ちください。

とにかく……「家なき子レミ」が終了した十二年前……わたしが再び名作劇場をこうした形で書かせていただく機会をいただけるとは夢にも思っていませんでした。
それも「アン」なんです……
わたしの家では一時期、ミーガン・フォローズの「赤毛のアン」を毎日、環境ビデオのように流していました。
あの暖かく懐かしい雰囲気につつまれていると、ほんとうにほっとして……人がいまなくしつつある大切なものを思い出させてくれるような気がしたのです。
しかし、今回の「こんにちは」アンは、暖かく懐かしく優しいだけではいられません。
なにしろ、後年、アンが「思い出したくない」と言った「辛い時代」のお話なのです。
小さなアンは、次から次へと過酷な運命に弄ばれていきます。
その過酷さを軽くするわけにはいかないのでした。
「心の友」はダイアナが初めてなのだから、仲の良い友達も出来てはならないのです。
それでもアンは、もともともっている「火のような性格」と、「想像力」に助けられて、生きていきます……

39話、最後まで見ていただけたら嬉しいです。
実はいま、シリーズ後半の最大の山場のひとつを書いているところです。そのあとラストに向けてもうひと波乱、ある予定です。
アンをプリンスエドワード島に送り出すまで……マシュウの馬車に乗せてあげるまで……思いをこめて大切に書いていきたいと思っています。




posted by 島田満 at 15:37| アニメ情報